2013年02月23日

映画「東ベルリンから来た女」を見て

一昨日京都シネマで「東ベルリンから来た女」というドイツ映画を見ました。
この映画は東ドイツの首都東ベルリンの病院から
地方の病院に飛ばされた女医さんが
恋人のいる西ドイツに脱出しようと企てるのですが
最後に予期せぬことが起こるというサスペンス映画でした。

昔私は西ベルリンに出張したことがあり
休日に東ベルリンを観光するバスに乗車しました。
バス乗り場では読売テレビの二人の方に会いました。

私は日本語の解説付きのバスに乗るつもりが
間違って英語で案内するバスに乗ってしまいました。
バスの中で男性のバスガイドがパスポートを確認し
東ベルリンを刺激する新聞雑誌などを持ちこまないように
説明していましたが私にはよく英語が理解できませんでした。
寒い冬の1月下旬でしたので観光客は定員の5分の1もいませんでした。

ベルリンの壁を挟んで東西に緩衝地帯があり
多分西側だったと思いますが川がありました。
川のそばには東ベルリンから脱出の途中に見つかり
銃殺された人を忍んで花束が置かれていました。
バスが緩衝地帯からベルリンの壁を抜け東ベルリンの緩衝地帯に入ると
監視所があり銃を抱えた兵士たちが厳重に警戒していて
遮断機が下りている手前でバスが止まりました。

すると二人の兵士がバスに乗り込んで来ましたので
車内には緊張感が張り詰めました。
彼らはパスポートをチェックして座席の下などを調べ
バスの外では先端に鏡の付いた長い棒を持った兵士が
バスの下に鏡を入れてバスを隅から隅まで調べました。

そして何も問題がないことが分かると
緩衝地帯を抜けてバスは東ベルリンに入って行ったのです。
冬の曇り空の天気でしたが
西ベルリンは明るくて華やかで自由な雰囲気が街中にあふれていて
一方東ベルリンは暗く陰気で抑圧されたような感じがありました。

映画の中でも女医さんは秘密警察から監視されていて
その中で彼女は西側に脱出する資金を仲間から得るために
居住地域から離れて電車に乗って隣町のレストランに行き
トイレでウエイトレスから資金を渡されて町に戻り
墓地にお金を隠して帰宅すると
秘密警察が突然訪ねてきて自宅の中と彼女の肉体を調べました。

その後再び秘密警察が彼女の自宅を捜査する場面では
女性監視員が彼女の髪を解き髪を調べた後に
ゴム手袋をはめ裸にした彼女の脚を開かせ
女性の大事な部分まで調べました。

映画では地方の田舎町が舞台でしたので
それほど暗い雰囲気はありませんでしたが
秘密警察に監視されているという抑圧感はありました。

当時の東ベルリンの状況を知るためにこの映画を見ましたが
日本も第二次世界大戦による敗北で
ソ連が北海道を抑えて南下していたら
日本も東西ドイツや韓国と北朝鮮のように
分断されていたかもしれません。


posted by 上杉鷹山 at 16:40| Comment(0) | 海外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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