2013年01月18日

アラブ人の植毛

1月16日付け毎日新聞朝刊の発信箱の
欧州総局小倉孝保さんの記事が
面白いので紹介します。

私は繊維貿易の輸出で中近東を相手に取引し
現地に何回も滞在していましたので
この記事のことがよく理解できます。

インドから中近東や北アフリカ地域のイスラム圏において
男性はひげを生やしていますので
私も滞在中は鼻下のひげを生やしていたことがあります。

それでは記事を読んでみてください。

このところトルコで植毛するアラブ人が増えているらしい。
頭髪ではなくひげの植毛である。

先日の英紙ガーディアンによるとこの現象は2年ほど前から。
今では1日50人以上のアラブ人が植毛にやってくる。
「顧客」の中心はサウジアラビアやクウェートなどの湾岸産油国の30〜50歳。
多くは頭髪をあごや鼻下に移植するやり方。
観光と合わせた植毛ツアー(4日間約20万円)も人気だ。

アラブ諸国ではひげは男らしさや精力の象徴。
濃いひげがステータスシンボルになる一方
薄い場合ビジネスでもマイナスになることがあるという。

かつて中東特派員としてたびたび湾岸諸国を訪れていたが
成人男性の多くが見事なひげをふさふさとたくわえていた。
威風堂々たる振る舞いの裏で薄毛に悩んでいる人がいたとは知らなかった。

面白いのは植毛ツアー人気が単にトルコの医療水準の高さのためでなく
最近の国際関係もその人気に一役買っていることだ。
03年に就任したトルコのエルドアン首相は外交方針を
欧州志向から全方位外交に転換しアラブ諸国との関係を強化した。

また国内では政権批判ジャーナリストを投獄するなど
強引な手法でも非難を受ける首相だが
アラビア語を話しイスラエルに強い姿勢をとる
首相のアラブでの人気は高い。

米同多発テロ後イスラム教徒が欧米への旅行を敬遠したことに加え
こうした首相人気が観光に影響
アラブ諸国からトルコへの観光客は
01年の約70万人から11年には400万人を突破。
ひげ植毛人気もこの延長線上に位置づけられる。
国家指導者の姿勢や国際関係はときには市民生活に直結する。
トルコのひげ植毛人気が改めてそれを教えてくれているように思う。

以上

この世には脇の毛を剃る女性がいて
一方ではひげを植毛する男がいるのです。
日本の女性たちは脇や脚の毛を脱毛するのですから
彼女たちの黒い脇の毛を中東の男のひげに植毛できないのでしょうか?
posted by 上杉鷹山 at 11:58| Comment(0) | 海外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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